謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のNARUTOの感想。
サブタイトル §
第141話 「サクラの決意」
あらすじ §
アラシとナルトの戦いは、アラシが優勢となります。
ナルトは身動きできないように封じられてしまいます。
ササメは必死にアラシを止めようとします。
そのササメをサクラは必死に助け、大切な人のためなら死んでも良いと言います。
しかしナルトは。何のためであろうと死んではいけないと主張します。
ナルトは封印を破ります。
アラシは元のアラシに戻りますが、傀儡と化した彼はここからもう離れられません。
ジライヤが来て、彼らは脱出しますが、アラシはそこに残ります。
ササメ達風魔一族は、再興をジライヤ達に誓います。
木の葉の里に戻ると、時間が掛かろうとも役に立つ存在になろうと、サクラはツナデに弟子入りします。
感想 §
途中まで、やや煮え切らない話だなと思ってみていました。
見所は、死んでも良いのだと言ってしまうサクラに対して、ナルトが絶対に死んではいけないと意義を唱えるところぐらいです。
しかし!
最後まで見てやっと分かりました。
今回の内容、いや、このジライヤ、ナルトと共に進むサクラの旅の意義が。
つまり、サクラが焦ることをやめ、たとえ時間が掛かろうとも強くならねばならないと決意すること。そして、その強さとは単なる戦闘力の強さではなく、医療忍者としての道であること。それが旅の意義だったのですね。
サブタイトルでいう「サクラの決意」とは、中忍試験で髪を切った時のような決意とは違います。あのときの決意とは、可愛い女の子である自分に決別して必死に戦う決意でしたが、今回はそういうものではありません。その時だけの極限状況の決意ではなく、長い長い退屈な日常の中で、自分をじっくりと高めていき、他人から役立つ存在になるという長期的な決意です。
そして、サクラがそのような決意に至ったことが、今回の旅の収穫であるということを、きちんとジライヤが総括して終わるところが、とても良い綺麗な終わり方ですね。見ているこちらも、とても納得させられ、良い話だったと思うことができました。
更に感想 §
映像的には、ツナデを相手に姿勢を正す時のサクラちゃんの足の演技が素晴らしいですね。サクラちゃんの足下から遠くにツナデを見ている構図ですが、サクラちゃんは顔が見えていないのに、声と足の動きだけできっちり演技を見せています。実に見事。
今回の一言 §
しかし、ナルト、サスケ、サクラの3人組は、それぞれ伝説の3忍ジライヤ、大蛇丸、ツナデに付くことになります。
こうなると気になるのがカカシの存在意義です。
彼はいまどこに!?